【結論】アイビー・ケース・システムのシナリオ９「売上増加」の２ステップの手順がわかる。
今回はアイビー・ケース・システムの「12つのシナリオ」のうちの9シナリオ目です。
（※ケース面接に効果的なシステムであるアイビー・ケース・システムの概要についてはこちらを参照下さい。）
「売上増加」のケースについて一緒に学習していきましょう。
シナリオ９：売上増加
例題：BBBエレクトロニクス社は、売上高を伸ばして業界最大のプレイヤーになることを狙っている。BBBエレクトロニクス社は、どうすればこの目標を達成できるだろうか？
上記のようなケースは「売上増加」に当てはまります。
「売上増加」のシナリオに当てはまるケースの場合、下記2ステップに従って進めていきましょう。
【STEP1】全体的な現状分析を行う。
【STEP2】売上を増加させる４つの選択肢からどれ又はどれとどれが一番良いかを判断する。
次に、各ステップの確認事項の詳細を確認していきましょう。
下記箇条書きの観点から、各ステップごとに分析及び意思決定していきます。
【STEP1】全体的な現状分析を行う。
売上増加と利益増加は、必ずしも同じことではないことに注意が必要です。
売上増加のために何ができるか？何を知る必要があるか？下記観点で分析しましょう。
- 自社の成長率は、業界全体と比較してどうなっているのか？
- 自社のマーケットシェアは、最近どのように推移してきているか？
- われわれの現場に足を運んで、顧客の耳に傾けているか？
- 自社の価格水準は、競合と比較してどうなっているのか？
- 競合は、どのように’マーケティング活動や商品活動を行っているか？
【STEP2】売上を増加させる４つの選択肢からどれ又はどれとどれが一番良いかを判断する。
- 販売量を増やす（顧客層を拡大する、両羽通チャネルを拡大する、マーケティング・キャンペーンを強化するなど）
- 顧客一人当たりの売上単価を増やす
- 値上げを行う
- 販売する商品の季節性を考慮して、季節ごとに最大の売上高を得る方法を考える（ビニールハウスを所有しているとすれば、春に花、夏にハーブ、秋にカボチャ、冬にクリスマス用の花冠を売るなど）
以上がシナリオ9「売上増加」のシナリオのケースです。
例題を見ながら、各ステップごとに復習がてら分析してみましょう。
それでは。
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引用・編集：『戦略コンサルティングファームの面接試験 難関突破のための傾向と対策』
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