【戦略コンサル対策】シナリオ8:競合の動きに対する対抗策_アイビー・ケース・システム

【結論】アイビー・ケース・システムのシナリオ8「競合の動きに対する対抗策」の2ステップの手順がわかる。

今回はアイビー・ケース・システムの「12つのシナリオのうちの8シナリオ目です。

(※ケース面接に効果的なシステムであるアイビー・ケース・システムの概要についてはこちらを参照下さい。)

「競合の動きに対する解決策」のケースについて一緒に学習していきましょう。

 

シナリオ8:競合の動きに対する解決策

例題:われわれのライバル企業が、滑りにくい航海用の靴を開発して、われわれの売れ筋商品のシェアを奪ってしまっている。われわれは、どのように対抗すべきだろうか?

上記のようなケースは「競合の動きに対する解決策」に当てはまります。

競合の動きに対する解決策」のシナリオに当てはまるケースの場合、下記2ステップに従って進めていきましょう。

【STEP1】全体的な現状分析を行う。

【STEP2】適切な対抗手段(複数の場合もある)を選択する。

 

次に、各ステップの確認事項の詳細を確認していきましょう。

下記の観点から、各ステップごとに分析及び意思決定していきます。

【STEP1】全体的な現状分析を行う。

競合が新商品を投入したり、自社のマーケットシェアを奪ったりしている場合には、

下記観点から質問して分析していきましょう

  • 競合が投入した新商品はどのようなものか?われわれの商品と比較してどのような点が異なっているのか?
  • 競合の行動は、以前と比べてどのように変わったのか?競合の行動は、市場にどのような変化を与えたか?
  • 自社のマーケットシェアを奪っている企業が他にも存在するか?


【STEP2】適切な対抗手段(複数の場合もある)を選択する。 

下記の中から適切な対抗手段を選択する。 

  • 競合を買収してしまう。もしくは、業界内の他の企業を買収する
  • 競争優位を築くために競合と合併し、自社の営業基盤をより強固にする
  • 競合と同じ行動をとる
  • 競合のキーパーソンを自社に引き抜く
  • 大々的なマーケティング・キャンペーンやPR活動を展開して、自社の認知度を高める

 

以上がシナリオ8「競合の動きに対する解決策」のシナリオのケースです。

例題を見ながら、各ステップごとに復習がてら分析してみましょう。

 

それでは。

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引用・編集:『戦略コンサルティングファームの面接試験 難関突破のための傾向と対策』

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